
外部デバイス不要の多要素認証で、VDI・クラウド環境への安全なアクセスと柔軟なワークスタイルを両立
独自技術で純国産セキュリティ製品を開発・販売するパスロジ株式会社(東証TOKYO PRO Market上場:証券コード4426、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:光野元彦。以下、パスロジ)は、Omnissa, LLC(本社:米国カリフォルニア州、以下、Omnissa)とテクノロジーパートナー契約を締結したことをお知らせいたします。
また、パスロジが開発・提供する多要素認証ソリューション「PassLogic(パスロジック)」と、Omnissaが提供するデジタルワークスペースソリューション「Omnissa Horizon(旧VMware Horizon)」およびID・アクセス管理ソリューション「Omnissa Access」との認証連携検証を実施し、正常に連携できることを確認しました。なお、本検証結果については、Omnissaによる確認も得ています。
本契約および連携検証を通じて、両社製品を組み合わせた認証環境の構築を推進し、お客様の安全性と利便性を両立したデジタルワークスペースの実現を支援してまいります。
背景
テクノロジーパートナー契約締結について
近年、DXの推進やハイブリッドワークの定着に伴い、企業における安全で効率的なデジタルワークスペース環境の構築・維持が、より一層重要となっています。特に、ゼロトラストモデルへの移行が進む中、アクセス制御の基盤となる確実な本人認証の実現は、多くの企業にとって重要な課題となっています。
こうした市場環境を踏まえ、パスロジは、自社の多要素認証技術とOmnissa製品群を組み合わせることで、デジタルワークスペースにおける認証セキュリティの強化と利便性の向上を図ることを目的に、このたびOmnissaとテクノロジーパートナー契約を締結しました。
連携検証について
ハイブリッドワークの普及やクラウド活用が日常化する中、ID・固定パスワードのみに依存したアクセス管理では、認証情報の漏えいや窃取によるなりすまし、不正アクセスなどのリスクがあり、より強固な認証対策が求められています。
一方、多要素認証によるセキュリティ強化が求められる中、利用環境によっては「認証専用機器の調達・管理コストが負担となる」「セキュリティ要件により個人所有のスマートフォンなどを認証に利用できない」といった課題があり、多要素認証の導入・運用が難しいケースもあります。
こうした認証強化における「安全性の確保」と「運用の実現性」の両立を図るため、Omnissaが提供する「Omnissa Horizon」および「Omnissa Access」と、認証専用の外部デバイスを必要とせず、多要素認証を実現する「PassLogic」との認証連携検証を実施しました。
その結果、両製品が正常に認証連携できることを確認し、本検証結果についてOmnissaによる確認を得ました。
連携検証を実施したOmnissa製品
連携検証を実施したOmnissa製品
- Omnissa Unified Access Gateway(SAML連携)
- Omnissa Unified Access Gateway(RADIUS連携)
- Omnissa Horizon Connection Server(RADIUS連携)
- Omnissa Access(SAML連携)
連携の概要とメリット
本連携により、対象となるOmnissa製品の認証基盤(RADIUS/SAML)において、外部認証としてPassLogicを追加する構成が可能となり、強固な認証機能をシームレスに組み込むことができます。
これにより、各対象サービスへのサインイン時にPassLogicの多要素認証を適用することが可能となり、ハードウェアトークンや私物スマートフォンの業務利用(BYOD)を必要としない運用によって、利用者の利便性を向上させつつ、ID・固定パスワードの使い回しに起因するセキュリティリスクを低減します。
本構成によって実現する主なメリットは以下の通りです。
・認証用の外部デバイス不要の運用により、導入・管理コストが削減
ハードウェアトークンの配付や管理、業務用アプリをインストールしたスマホ端末の準備が不要となるため、運用負担と調達費用を抑えた多要素認証(MFA)を実現します。
・既存ネットワーク資産を活かしたスピーディな導入
標準的なRADIUSおよびSAMLプロトコルに対応しているため、大規模なネットワーク構成変更を行わずに、円滑にセキュリティ強度の向上を図ることが可能です。
・認証強化とアクセス一元化による業務効率化
一度の認証で連携する各種Webアプリケーションやデジタルワークスペース(VDI)環境へスムーズにアクセスでき、ユーザーのパスワード入力頻度を削減して業務効率化に貢献します。

今後の展望
パスロジとOmnissaは、本テクノロジーパートナー契約を契機として、両社製品間のさらなる技術的親和性の向上および最新バージョンへの迅速な対応・検証体制の維持を図ってまいります。これにより、VDIおよび統合アクセス管理領域における技術連携を深め、企業のゼロトラストモデル構築やハイブリッドワーク環境の安全性向上をはじめとする、セキュリティ強化を継続的に支援してまいります。
Omnissaについて
Omnissaはデジタルワークプラットフォームのリーディングカンパニーであり、世界中のさまざまな環境で働く人々が、場所を問わず最高の働き方ができるよう支援します。当社のAI主導型プラットフォームは、統合エンドポイント管理(UEM)、仮想アプリ/デスクトップ、デジタル従業員体験(DEX)、セキュリティおよびコンプライアンスを含む業界トップクラスのソリューションを提供し、組織とその従業員が極めて大きなビジネス価値を引き出せるようサポートします。世界中で26,000社から信頼を集めるOmnissaは、デジタルワークスペース領域において20年の実績を誇ります。
Omnissaは、旧VMwareのエンドユーザーコンピューティング(EUC)事業部であり、2024年に独立企業となりました。
PassLogicについて
PassLogicは、知識・所有物・生体という認証3要素すべてに対応した多要素認証ソリューションです。マトリックス方式の「PassLogic認証」をはじめ、9種類の認証方法を組み合わせた多彩な多要素認証を提供します。 将来的にビジネス環境やITインフラが変化した場合にも、状況に応じて認証方法を切り替えられるため、長期的な利用が可能です。Microsoft 365のデバイスレス認証強化、Microsoft Entra IDによる一元管理、SSO連携、SASE/SSE/VPN、Windows OS端末の認証強化など、幅広い環境に対応しています。
パスロジでは、導入や設定に関するご相談を承っております。また、Omnissa HorizonならびにOmnissa AccessとPassLogicの各種連携設定手順書もご用意しておりますので、以下のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
・記載されている社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
・仕様、サービスの内容、名称は予告なく変更される場合があります。
・記載の内容は2026年10月時点の情報です。
