※「PassLogic Authenticator」 は2024年9月24日に「PassClip L」から名称を変更しました。
多要素認証とは
多要素認証(MFA:Multi-Factor Authentication)とは、認証の信頼性を高めるために、「知識」「所有物」「生体情報」の3つの認証要素のうち、異なる2つ以上の要素を組み合せることで、認証を強化する方法です。事実上、二要素あれば成立するので、二要素認証とも呼ばれます。
知識認証
自分だけが知っていることで認証する
所有物認証
自分だけが持っているモノで認証する
生体認証
自分だけの身体的特徴で認証する
PassLogicの多要素認証の組み合わせ
PassLogicでは、8種類の認証方法を組み合わせて、全部で16種類の多要素認証を提供しています。PassLogic認証や、ソフトウェアトークンによるビンゴ型表示などの「知識認証」と、クライアント証明書や、ログインプロテクト、ソフトウェアトークン、ハードウェアトークンの「所有物認証」をご要件に応じて選択いただけます。Windows OSの認証強化にも適用可能です。
No | 知識 | 所有物 | 知識+所有物 | 所有物+生体 | 認証要素 | Windows OS 認証強化対応 |
|||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
PassLogic 認証 |
クライアント 証明書 |
Cookie認証 | ログイン プロテクト |
ソフトウェア トークン ベーシック表示 |
ソフトウェア トークン ビンゴ型表示 |
ソフトウェア トークン +PINコード |
ハードウェア トークン +PINコード |
ログイン プロテクト +生体認証 |
|||
1 | ● | ● | |||||||||
2 | ● | ● | ● | ||||||||
3 | ● | ● | ● | ||||||||
4 | ● | ● | |||||||||
5 | ● | ● | ● | ||||||||
6 | ● | ● | ● | ||||||||
7 | ● | ● | |||||||||
8 | ● | ● | |||||||||
9 | ● | ● | |||||||||
10 | ● | ● | |||||||||
11 | ● | ● | |||||||||
12 | ● | ||||||||||
13 | ● | ● | |||||||||
14 | ● | ||||||||||
15 | ● | ● | |||||||||
16 | ● |
手ぶらで多要素認証【PassLogic認証+クライアント証明書】
手間がかからない
この組み合わせでは、ブラウザ上だけで認証が完結します。ハードウェアトークンや、スマートフォンなどの機器が不要なため、手ぶらでも多要素認証ができ、管理や持ち運びなどの手間がかかりません。
高いセキュリティ
PassLogic認証により、複数のパスワードを覚えたり、管理したりする必要がなく、当然ながら、使いまわしの心配もありません。脆弱性のあるパスワードを使用しない高いセキュリティの認証方法が利用できます。
【非表示】下記に空欄の段落ブロックが存在します。各機能へのページ内リンクのアンカーを設置していますので消さないでください。
さまざまな認証方法を選択可能
PassLogicではさまざまな認証方法を用意しています。お客様のご利用環境に合わせて最適な方法をお選びいただけます。
PassLogic認証
ログイン画面に、乱数を配置したマトリックス表が表示され、事前に決めておいたパターンに沿って数字を読み取ることでワンタイムパスワードとして利用できます。
クライアント証明書
PassLogicをインストールするだけでプライベート認証局が構築され、この認証局からはクライアント証明書を無制限に発行できます。これらのサービスに追加費用は一切かかりません。また、導入時の負荷を軽減するための自動発行機能が実装されており、遠隔地の端末への配布もスムーズに行えます。
ログインプロテクト
専用モバイルアプリ「PassLogic Authenticator」を使用したPassLogicの認証強化機能です。ログイン時のみロックを解除する方法で、ログイン時以外は常にロックが掛かっている状態のため、高いセキュリティが得られます。
ログインプロテクト+生体認証
専用モバイルアプリ「PassLogic Authenticator」のログインプロテクト機能に生体認証を利用してさらに認証を強化することができます。最高度の安全性と操作性、万全のサポート体制で、あらゆるビジネスシーンを支えます。
ソフトウェアトークン
一定の時間で変化するワンタイムパスワードを生成する専用アプリを利用できます。
ワンタイムパスワードの生成には通信を使用しないため、通信キャリアの回線やWi-Fiなどインターネットに接続していないオフライン環境でも利用可能です。
ビンゴ型表示
5×5のマスの中に隠されたワンタイムパスワードを、ユーザーがあらかじめ決めておいた「パターン」に沿って読み取ります。他人に画面を見られてもパスワードを読み取られる心配がありません。
PINコード
ワンタイムパスワードに追加で設定できる固定のパスワードです。
知識情報を利用してセキュリティを強化することができます。
ハードウェアトークン
OATH規格のハードウェアトークンによるワンタイムパスワード認証が利用可能です。
カメラやストレージ機能のないシンプルなトークンなので、セキュリティルームへの持ち込みなどの用途にもご利用いただけます。
PINコード
ワンタイムパスワードに追加で設定できる固定のパスワードです。
知識情報を利用してセキュリティを強化することができます。
Windows OSの多要素認証に対応
Windows OS認証強化
「PassLogic for Windows Desktop」は、Windows OSのサインインにPassLogicの認証機能を適用し、多要素認証による認証強化が可能です。
オフラインでも多要素認証がご利用いただけます。
-他の機能を見る-
ユーザー情報
自動更新
詳細を見る
ユーザー情報自動更新
ユーザー情報更新を手軽に!
LDAP(Active Directory)連携によるユーザー登録・更新の自動化や、指定したフォルダ内のCSVファイルを定期的に読み込む自動更新が可能です。
なお、管理画面におけるユーザー情報の逐一更新や、CSVファイルを読み込んで一括更新といった手動による更新にも対応しており、セキュリティポリシーに合わせた運用ができます。
※PassLogic クラウド版は、ユーザー情報自動更新には非対応です。
サポート自動化
詳細を見る
サポート自動化
サポートコストを大幅カット
乱数が配置されたマトリックス表から、事前に決めておいたパターンに沿って読み取ったワンタイムパスワードでログインする認証方法です。
マルチポリシー設定
詳細を見る
マルチポリシー設定
複雑な組織体系にも柔軟に対応
使用させる認証方式や、ログイン可能な時間帯などの認証ポリシーを複数用意しておき、ユーザーごとに柔軟に設定することができます。
【変更可能な内容】
認証方式/端末認証の利用有無/ログイン可能時間帯/
定期的なパターン変更の有無/パスワード桁数/
乱数表のサイズ /
追加フレーズの有無/パターンの制約/
ロックアウトまでの認証失敗回数 など
サーバー冗長化
詳細を見る
サーバー冗長化
可用性・災害に万全の備えを
障害・災害対策のため、冗長化構成も可能です。なお、PassLogicクラウド版は冗長化構成が標準となっております。