クラウドセキュリティプラットフォーム「Zscaler」と
多要素認証プラットフォーム「PassLogic」の認証連携が可能に

2024年5月28日

パスロジ株式会社（以下、パスロジ）は、パスロジが開発・提供する多要素認証プラットフォーム「PassLogic（パスロジック）」と、Zscaler, Inc.が提供するクラウドセキュリティプラットフォーム「Zscaler」との連携検証が完了したことを報告いたします。
PassLogicの独自の認証技術とZscalerのクラウドベースのセキュリティサービスの連携は、企業の業務リソースへの安全かつスムーズなアクセス環境を実現し、デジタルトランスフォーメーションを加速します。

PassLogicの特徴

PassLogicは、多要素認証（MFA）によるセキュアなアクセスと、シングルサインオン（SSO）を提供する認証プラットフォーム製品です。最大の特長は、ワンタイムパスワード「PassLogic認証（マトリックス方式）」とクライアント証明書を用いて、スマートフォンやICカード、各種トークンなどの認証デバイス無しで、多要素認証を実現する点です。このアプローチは、運用管理上のコストパフォーマンスに優れ、安全性を確保しながら、利便性とコストのバランスを最適化します。

ZscalerとPassLogicの連携により、強固で包括的なセキュリティ対策が可能に

Zscalerは、社内ネットワークやパブリッククラウド、クラウドサービス（SaaS）の併用によって分散した業務リソースを、包括的に保護するセキュリティサービスです。「ゼロトラスト」の考え方に則り、各リソースにアクセスするたびにユーザーの信頼性を再評価します。
　今回の連携検証では、Zscaler製品のうち、インターネットやSaaSへのアクセスを管理する「Zscaler Internet Access」および、社内ネットワークやパブリッククラウドへのアクセスを管理する「Zscaler Private Access」と、PassLogicの認証連携について動作確認を行いました。
　当連携によって、Zscaler導入環境へユーザーがアクセス開始する際の本人認証に、PassLogicの認証機能を適用すれば、ユーザーは社内ネットワーク内やパブリッククラウド、クラウドサービス上の業務リソースに、簡単かつ安全に継続的なアクセスが可能となります。導入企業には、ゼロトラストと多要素認証による強靭な防御と、利便性の向上と運用コストの削減により、セキュリティとパフォーマンスが両立した業務環境を提供します。